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​OG訪問

就活だけでないさらに 20年後や30年後の将来をイメージできるようにこの企画を考えました。

どのような業界や業種があるかや先輩方が当時どのようにして就職活動を行ってきて今を過ごしているのか

このインタビューを通して伝わればいいなと思います。

※本記事の内容は69th VERA祭パンフレットより抜粋したものです。

もっと読みたい方はぜひパンフレットをご覧になってください!

Q. 学生時代に1番楽しかったことは何ですか?

1人で時間を過ごすことが嫌ではないタイプなので、1人で様々なところに飛び込んで、多様な価値観に触れたことがとても楽しかったです。具体的に言うと、デパ地下や、選挙事務所でバイトをしたり、日本語学校で日本語を学びに来た外国人向けにボランティアをしました。長期休暇は、北海道や長野などのホテルやペンションで住み込みのバイトもしていました。あとは海外に一人で旅行に行ったり、日本文学にはまって、読書に没頭したりもしました。

 

Q. 学生時代に頑張ってよかったことや、逆に後悔していることがあれば教えてください。

勉強はしっかりやってよかったと思っています。課題として出るレポートや卒論などを書くのは、社会に出てとても活きているなと思います。よく学校の勉強って社会に出て活きることないと言われがちですが、レポートなどで自分自身の考えをロジックにまとめるスキルは、とても大切なことだと社会人になって痛感しています。学生時代に自分が学びたい学問を通じてこれを繰り返し行ったことは、すごく頑張ってよかったと思っています。今の部署で、企画立案の仕事をしていますが、目的、課題を把握し、それに対してどのようにアプローチしていくか、といったことがしっかりできることは何よりも大切なことだと日々感じています。後悔してることとしては、英語をもっと勉強していればよかったということです。4年間みっちり勉強をしていたら、人生変わっていただろうなって思います。皆さんには、ぜひ英語の勉強頑張ってほしいと思います。

Q. 食品業界を志望する学生は多いと思いますが、どんな人材を求めていますか?

絶対にこれを持っている学生が欲しいとかはないですが、社会に出て必要なスキルだと思うのは2つあります。

1つ目はクリアな思考力、2つ目は環境に柔軟に適応できる能力です。

クリアな思考力というのは、先ほど言ったように勉強でQえられましたが、この思考力がないとエントリーシート書いてても全然違うことを書いてしまったり、面接でしゃべっているうちに全然違う答えになってしまうので、積み重ねで思考力を磨いてほしいです。

2つ目については、仕事は楽しいことばかりではないので、つらいことや自分の望まない環境に身を置いてもポジティブに思える柔軟な思考力を持っている人材は魅力です。最近、会社に入ってくる若い世代は、キャリア教育をしっかり受けてきていて、入社前にしっかりプランを考えている人が多いのですが、残念ながら社会に出たら絶対その通りいくことはなくて、自分の考えと180度違うところに放り込まれたりしてしまうんです。私自身、自分で希望した部署に行けたことは一度もなかったですが、行った先で求められるものと自分の強みがリンクしていたり、悩みながらやる中で、意外とこの仕事面白いかなとか、こんな経験できるのってこの部署でしかないなってことが往々にしてありました。ガムシャラにやっているうちに1,2年経ったらすごい楽しく仕事できるようになっていたりするので、どんな環境にも柔軟に対応できる能力は大事だと思います。

Q. 最後に東女生へのアドバイスがございましたら、お願いします。

数年先の将来である就活だけではなく、さらに20年、30年、50年先のことを考えて、「こんな人生でありたい!」とぜひたくさん“妄想"をしてください。ただ、その時に重要なことは二つあります。見栄を張らないことと、いつでも修正可能な状態でいること(多くの選択肢を用意しておくこと)です。皆さん自身が歩む人生なのですから、ぜひ自分目線での幸せを考えてほしいです。そして、これから会社も社会も変化することが多々あります。その変化に立ち向かえるように、ぜひ多くの選択肢を常に考えて、軌道修正、方向転換をしても大丈夫という状態にしてほしいと思います。その"妄想"から逆算を行い、今のみなさんの在り方や社会人人生の在り方をじっくり考えて、ぜひ素敵な人生を歩んでいってください!

① 2011年現代文化学部地域文化学科卒業後、
味の素株式会社に入社された先輩にインタビュー

Q. 学生時代に一番楽しかったことはなんですか?

私が所属した数理学科は授業の課題が多く、学科の図書館に友人と集まり、深夜まで課題に取り組んだことが印象に残っています。提出期限が近づくと夕食も図書館の中ですませるのですが、インスタント食品をすすりながら友人と課題の議論をしたことは、今となってはとても良い思い出です。

 

Q. 学生時代に頑張ったこと、後悔したことは何ですか?

私が在縮していた頃は「就職氷河期」と言われる時代だったこともあり、低学年のうちから就職活動を意識していました。学科の勉強と両立しながら、キャリア・センターが主催する「キャリア支援イベント」に、特に企業で活躍されている方と実際にお会いできるイベントには積極的に参加していました。あるイベントの中で、OGの方が「企業に就職することと、社会に出て働くことは、必ずしもイコールではない」という言葉がとても印象に残っています。自分自身と向き合い、自らのキャリアを考える良い機会となりました。後悔したことは、サークルに入らなかったことです。選択肢が多すぎて、悩んでうちに入会のタイミングを逃してしまいました。もし入っていたら、もっと他大学の学生と交流があったかと思うと残念です。後輩の皆さんには、自分が興味のあるものであれば何でも良いので、ぜひ入会をお勧めしたいです。

 

Q. なぜ、NTT東日本を選んだ理由を教えてください。

NTT東日本を志望した理由は、社会への貢献度が高い点です。通信業界の中でも、地域に密着し、通信インフラの面で人や人の生活を支える会社だったので志望しました。他にも、宮城県出身だったことも影響しています。宮城県は東日本大震災以前にも、大地震や水害があった地域です。私自身も幼いころに災害を経験し、電話が繋がらないことで家族や友人の安否が分からず、不安な日々を過ごした経験がありました。自分の仕事を通じて、少しでも同じ経験をする人が減ることを実現してきたいです。

 

Q. 文系でも大丈夫なのでしょうか?

社員の出身学部は文系・理系、それぞれ同じ割合で採用されていて、文系出身の方も多く活躍されています。入社後は通信に関する技術的な知識ももちろん必要ですが、NTT東日本には様々な分野のお客様がいるので、お客様を理解する上でも、様々な経歴をもった人材が必要だと思います。技術的スキルの習得のために会社のサポートもあります。資格取得時の提励金制度や、社内外の研修制度が整っています。新入社員には先輩社員がメンターとなり、サポートしますので心配はありません。

 

Q. 東女生へのメッセージをお願いします。

私自身、就職活動を経験してよかったと思います。自分で自分の本音や本質を引き出すということは楽なことではありませんが、自分の時間が自由に持てる学生時代だからこそ、ぜひ時間をかけて取り組んでほしいです。就職活動中は不安に思うこともありますが、大変な時期を乗り越え、社会で活躍する 0Gがたくさんいます。心配せずに、ぜひ自信をもってください。とはいえ、学生時代はもう戻ってこないので楽しむことも忘れずリフレッシュしながら取り組んでほしいです。もし通信業界を志望される方がいたら、一緒に働けることを楽しみにしています。

② 2010年度文理学部数理学科卒業後、
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)に入社された先輩にインタビュー

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