VERA祭について
VERA祭の由来
東京女子大学は、1918年に北米プロテスタント諸教派の援助によって設立されました。初代学長は新渡戸稲造、学監は安井てつ(のちに2代目学長)、常務理事としてA・K・ライシャワーが就任しました。
当校の建学の精神はキリスト教の精神に基づいて「Service and Sacrifice」となっており、「犠牲と奉仕」という意味があります。頭文字のSを縦と横にあわせて十字架の形にしたものが校章であり、縦のSは神と人の横のSは個人と個人の関係を表しています。
本学の本館正面壁と図書館上に掲げられている「QUAECUNQUE SUNT VERA」はすべて真実なことという意味であり、新約聖書「フィリピの信徒への手紙 第4章8節」に書かれた聖句の一節です。
標語として設立以来守られており、「VERA」の文字をとって今の「VERA祭」という名称となりました。
学長挨拶
VERA祭へようこそ!
東京女子大学 学長 森本あんり
本日、会場で、あるいはオンラインで、VERA祭にお越しくださったみなさまを心より歓迎申し上げます。コロナ感染下の生活も3周目を迎えた今日、なお若干の制約が残るものの、このようにして本学の美しいキャンパスにみなさんをお迎えし、ここに学ぶ学生たちが活躍する姿をご覧いただけるようになったことは、わたしの大きな喜びです。
今年のVERA祭学生実行委員会が選んだテーマは、「shining」です。暗い雲の下で暮らしてきたわたしたちが、ついに明るい陽の光の中へと歩み出し、大きく羽ばたいて輝くチャンスとなることを願って選ばれたテーマです。
このテーマは、キリスト教の理念に立脚した本学の100年以上にわたる伝統とも響き合っています。わたしたちは、誰もが「世の光」として生き、自分がもつ光を世の人々の前に輝かせるように造られています。そして、光は集まれば集まるほど、お互いに溶け合って一つの光となり、本学のチャペルのように、さらに白く明るく輝くことができるようになります。
入り口から見える本館の正面に掲げられているのは、「QUAECUNQUE SUNT VERA」(すべて真実なこと)という本学の標語です。お越しいただいたすべての方々に、そしてVERA祭に集う本学の学生すべてに真実の光が届き、各自がそれぞれの光を輝かせることができますように。
委員長挨拶
変化を追い風に更なる輝きを
第69期VERA祭実行委員会委員長 市川侑里
東京女子大学VERA祭ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
昨年度のVERA祭は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オフラインとオンラインのハイブ リッド開催となりましたが、大盛況の中無事に終了致しました。これもひとえに地域の皆様、ご協力頂いた企業様、一般参加団体の方々、そしてご来場頂きました皆様の多大なるご理解とご協力のお陰です。実行委員を代表し、厚く御礼申し上げます。
今年度は、太陽の光の下、自然豊かな東京女子大学で一人一人が輝けるようなVERA祭にした いという思いを込め、「Shining」というテーマに決定させて頂きました。
VERA祭には、Dance Festival や縁日、講演会などの定番企画、VERA CONTESTなど新企画もございます。また、昨年度に引き続き、キャンパスツアーやインテリア制作など YouTube を利用したオンライン企画もございますので、どの企画もお楽しみいただけましたら幸いです。
今年度のVERA祭がより一層皆様の心に残るものとなりますよう努めますので、何かございま したらお気軽に実行委員へお尋ね下さい。
最後に、大学関係者、協賛企業各社、地域の皆様など、VERA祭開催にお力添えして下さった 全ての皆様に、この場をお借りし重ねて深謝申し上げます。
本日は是非、東京女子大学 VERA 祭をお楽しみください。